ベトナム名物料理といえば、日本でもよく知られているバインミー。
今回は、ホーチミン市内の有名なバインミー屋さん、ローカルのお店など色々とご紹介します。
ホーチミンに行った際には、ぜひバインミーを食べてみてください。
空港近くで有名!BÁNH MÌ CỤ LÝ
最初は、空港の近くにある有名なバインミー屋さん「BÁNH MÌ CỤ LÝ」です。
こちらはパンを店内で焼いているため、焼きたてのパンを楽しむことができます。
小さいバインミーは4000ドン(240円くらい)、大きいフランスパンのバインミーは8000ドン(480円くらい)と非常に安いです。
小さな屋台で朝からやってる!Bánh Mì Trạng
続いて訪れたのは「Bánh Mì Trạng」。ここは路上にある小さな屋台で、朝6時から9時半まで営業しています。
多くの地元の人々が朝早くから集まり、バインミーを買っていきます。
ソーセージやつみれのような具材をパンに挟んで提供しており、非常に人気です。
ポーラーロットを食べるなら!Banh Mi Bo La Lot
次に訪おれたのは「Banh Mi Bo La Lot」。
ここでは牛肉のミンチを葉っぱで包んで焼いたものをパンに挟んで食べる「ボーラーロット」が楽しめます。
こちらも住宅街の中にあり、地元の人々が日常的に利用するお店です。
ファーラウを挟んだバインミー!Banh Mi Pha Lau
続いては「Banh Mi Pha Lau」。
ここでは豚肉や内臓をスパイスで煮込んだ料理「ファーラウ」を挟んだバインミーが提供されます。
個人的にはファーラウはあまり得意ではありませんが、ベトナムでは人気のある料理です。
これもまたユニークな味わいで、地元の人々に人気のあるメニューです。初めて食べると少しクセがありますが、慣れると病みつきになるかもしれません。
Banh Mi Bay Ho
つぎに訪れたのは「Banh Mi Bay Ho」。
ここはホーチミン市1区の細い通りにあるお店で、バインミーフェスティバルでも賞を取ったことがある名店です。
2万ドンで提供されており、チャーシューやソーセージなどがたっぷりと入ったバインミーを楽しむことができます。
バインミーの価格は2万5000ドン(約140円)とリーズナブルで、カフェでコーヒーと一緒にいただくことができます。
バインミーはかなりのボリュームがあり、具材も豊富で食べ応えがあります。
カフェスダ(ベトナムの濃いコーヒー)と一緒にいただくと最高の朝食になります。
ファーラウ入りのバインミーは、内臓や耳などさまざまな部位が入っており、スパイスの効いた独特な風味が特徴です。ベトナム人でも好き嫌いが分かれるメニューですが、好きな人にはたまらない一品です。
こちらでは、チャーシューや練り物、ソーセージがたっぷり入ったボリューム満点のバインミーを提供しています。見た目も美しく、味も抜群で、食べ応えがあります。
訪問したバインミー屋さんの中で、Banh Mi Bay Ho」は特に印象的でした。
細い路地にありながら、多くの人々が訪れる人気店です。チャーシューのボリュームとパテの組み合わせが絶妙で、シンプルながら深い味わいがあります。
ローカル屋台でバインミーを!
タンソンニャット空港近くにあるローカルのバインミー屋台です。
こちらは以前から美味しいと評判で、地元の人々に愛されています。
お店のお兄さんに「全部入り」を注文しました。卵入りのバインミーは焼きたてで、特におすすめです。
注文したバインミーは、パテを塗った後、パクチーやナマスなどの野菜を挟み、さらにお肉をたっぷりと加えてくれます。
今回は特別に具材をたくさん入れてもらい、普通のバインミー2個分くらいのボリュームになりました。
出来上がったバインミーは、たっぷりの具材が詰まっていて、味も抜群。
お店の人たちもとても親切で、優しい対応をしてくれました。
コーヒーを買って、朝食として食べる準備は万全です。
帰宅してバインミーを開けてみると、具材がぎっしり詰まっていて、懐かしい香りがします。パクチーや卵、野菜がたっぷり入っていて、食べ応えがあります。
ローカルな味がするバインミーは、野菜もたっぷりで、個人的にとても好きです。特にパテの味が美味しく、パンもサクサクで最高です。
バインミーヒュンホア
次に訪れたのは、ホーチミンで有名な「バインミーヒュンホア」です。
ここはいつも大勢の人で賑わっており、特に観光客に人気のお店です。
グラブの配達員や一般のお客さんで列ができており、注文してから受け取るまで少し時間がかかります。
注文したバインミーは、コーラとセットで6万9000ドン(約400円)です。レシートに番号が書かれており、番号が呼ばれたら受け取りに行きます。中にはハムやパテ、野菜がぎっしり詰まっており、ボリューム満点です。
家に持ち帰って食べることにしました。
バインミーの中には、ハムが5枚ほど入っており、パテもたっぷり。
さらに野菜は別袋で提供されており、好みに合わせて挟むことができます。
野菜やパクチー、唐辛子などをたっぷり挟んで、さっそく実食。
私の友人も一人パクチーが苦手なのですが、別袋なので喜んでいます。
味は塩辛く、ハムとパテの組み合わせがビールにぴったりです。
ローカルのバインミーに比べると、全体的にしっかりとした塩味で、夜に食べるのに向いているかもしれません。
どちらのバインミーも美味しいですが、ローカルのバインミーは朝食にぴったりで、温かくてボリューム満点。
私のおすすめNo.1はバインミー362
これまでたくさんバインミーのお店をご紹介してきましたが、その中でも一番美味しいバインミーを食べるなら「バインミー362」をおすすめします。
安全性や味を考慮すると、このバインミーを超える店はないのではないかと思います。
ここはタバー通りで、土曜の朝にもかかわらずバイクがたくさん走っています。
そこから歩いて「バインミー362」に向かいます。
ここがホーチミンで一番のバインミー屋さんです。
見た目はカフェのような外観で、イートインも可能。1980年創業で、約40年近く営業されています。
店内に入ってオーダーをします。
メニューは全部で10種類あり、そのうち2つはベジタリアン用のお肉が入っていないものです。
バインミーとしては少し高めの価格で、4万ドン(約240円)からとなっています。
このお店をおすすめする理由の1つに、野菜を抜いてもらえるという点があります。
右上に野菜のリストが書いてあり、不要なものを言えば抜いてくれます。
これが意外と重要で、他のお店ではなかなか通じにくいことが多いです。
今回はここで食べるので、階段を上ってイートインスペースへ。席数は多くありませんが、清潔で綺麗です。
ベトナムは昔からフランスの食文化の影響を受けており、バインミーもその1つです。
オーダーすると席まで運んでくれます。
机の上には醤油とチリソースが置かれていて、左側にはアルコールの消毒液もあります。
バインミー362という名前の由来は、もともと362バチという場所で営業していたことからです。
注文したバインミーとコーラが到着しました。今回は牛肉入りのバインミーを注文。
中には牛肉や野菜がしっかりと入っています。
さらにもう1つ、ミートボール入りのバインミーも注文しました。
バインミー362では、お願いすれば真ん中で二つに切ってくれます。
さっそく実食しますが、普通のバインミーに比べて雑味がなく、上品な味がします。
とても食べやすいです。
このお店を特におすすめする理由を解説します。
まず1つ目は清潔感です。
お店もバインミーも清潔で、作っているところも非常に綺麗です。
撮影はNGでしたが、衛生的にとても安心できます。
屋台で買うと、生野菜がどれだけ衛生的か心配になることもありますが、ここなら安心です。
また、バインミー362では、専用の紙袋に入れて提供されます。
屋台では普通の紙やビニール袋に入れられることが多いですが、旅行で来た際にそれを見ると驚くかもしれません。
この店なら、衛生面での心配も少ないでしょう。
次に、味に癖がなくとても食べやすいことが挙げられます。雑味がなく、日本で食べるバインミーに近い感じがします。
具材のバランスも良く、お肉と野菜の量のバランスが絶妙です。屋台ではパテが多かったり、ハーブが強かったりして、慣れていないと抵抗があることもありますが、ここではそれがありません。
また、英語が通じやすいという点も大きなポイントです。
野菜を抜いて欲しいと言えば、しっかり対応してくれます。
コミュニケーションが取りやすいので、観光客にもおすすめです。
あえてデメリットを挙げるとすれば、ローカル感が楽しめない点です。
ベトナムのリアルな雰囲気を楽しみたい人にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
実際に日本から来た友達を連れてきたことがありますが、「美味しいけれど、リアルなベトナムの感じじゃない」と言われました。
それでも、食中毒のリスクを考えたら、バインミー362の方が安全でおすすめです。
価格も4万〜6万ドン(約240〜360円)と少し高めですが、クオリティを考えれば納得の価格です。
ホーチミンに来た際は、ぜひバインミー362を試してみてください。間違いないです。
まとめ
ホーチミン市内にはさまざまな種類のバインミーがあり、それぞれの店で独自のレシピや味わいが楽しめます。
今回は8店舗をご紹介しました。
どのお店も観光客のみならず地元の方にも大人気のおすすめ店です。
ベトナム旅行の際は、ぜひバインミー巡りを楽しんでみてください。
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